本ウェブページの回路図表記について

初版作成：2014/04/11

本ページの回路図表記では値の一部を省略したり、慣れていないと判りづらい書き方で書いている場合があるため、たまにこの点について質問を受けることがあります。そこで、回路図を読む上の諸注意について以下にまとめました。

 値の表記

• 小数点は原則として使用しません。
• SI 接頭辞のうち、10^3N [M,k,m,u,n,p] を使用します。
• 必要に応じて許容誤差 [1%:J, 5%:J, 10%: K] を最後尾に付加します。
• 有効数字が基本単位を挟む場合、もしくは基本単位以下となる場合、小数点を 'R' で表記します。

（例）

• 4.7Ω -> 4R7
• 2200pF -> 2n2
• 0.1μF -> 100n
• 1kΩ 1% -> 1k0F
• 10μH -> 10u

 抵抗

• 特記のない限り 1/8W 5% カーボン抵抗で充分です。
• 同じブロックの繰り返しとなる場合などは、値を一つにまとめて表記しています。

 コンデンサ

• デカップリングコンデンサには値の表記をしていない場合があります。製作例では 16V 1uF 積層セラミックコンデンサを使用しています。
• フィルムコンデンサを使用すべき場合は回路図中 * で示しています。

 ダイオード

• 汎用品が使用できるとき、型番の表記をしていない場合があります。製作例では 1S2032A もしくは 1SS131 を使用しています。

 トランジスタ

• 汎用品が使用できるとき、型番の表記をしていない場合があります。製作例では 2SC1815(GR) / 2SA1015(GR) を使用しています。
• 型番表記は "2S" を省略しています（例: 2SD468 -> "D468"）。
•  左記号は抵抗内蔵トランジスタ（デジタルトランジスタ）を表します。特記ない場合、原則として DTC143TSA を使用しています。

そのほか

•  電源記号として左の 2 種を多く使用しています。